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人口減少社会とこれからのまちづくり(坂出市中心市街地活性化公民連携事業)

7月25日
読了時間: 3分

「坂出市中心市街地活性化公民連携事業」の安全祈願祭に出席してきました。

坂出駅周辺と坂出緩衝緑地の大規模な再整備がいよいよ本格的に始動します。令和9年秋の「駅前拠点施設(図書館・立体駐車場)」の供用開始、そして令和10年秋の新しい公園の完成に向けて、プロジェクトは着実に動き出していきます。

今回の事業を機に、私たちが直面している人口減少社会における「まちづくりの課題」と「これからの公共施設のあり方」について考えてみたいと思います。

1. 人口減少と中心市街地の課題

全国の多くの地方都市と同様に、坂出市においても少子高齢化や人口減少が進んでいます。

かつてのにぎわいが薄れ、中心市街地の空洞化や民間投資の減退は、多くの地方自治体が共通して抱える深刻な課題です。ただハコモノ(建物)を作るだけでは、人が集まる持続可能な街にすることはもはや不可能です。

「なぜ今、駅前に人を集める拠点が必要なのか?」

その答えは、単なる利便性の追求にとどまりません。住民同士が日常的に交流し、子どもからお年寄りまで世代を超えてつながる「居場所」を取り戻すことが、これからの地域活力の維持に不可欠ではないでしょうか。

2. 民間活力を活かした「PFI事業」の意義

今回の再整備の大きな特徴は、PFI手法(民間資金等活用事業)を取り入れている点にあります。

・長期的な視点での効率的なマネジメント

・民間ならではの柔軟なアイデアやノウハウの導入

・行政単体では難しい持続可能な維持管理


限られた財源と職員数の中で行政がすべての公共サービスを維持することが困難になる中、官民が一体となってプロジェクトを推進する公民連携は、これからの地方都市における数少ない手法の一つです。

3. 新たな賑わいの拠点に寄せる期待

今回の事業で整備される図書館を核とした「駅前拠点施設」や「新しい公園」は、単なる行政施設ではありません。

・人々がふらっと立ち寄り、仕事や学び、子育てをサポートし合える空間

・市外からも「行きたい」と思ってもらえるような魅力的な都市空間

これらを創出することで、人の流れを反転させ、「坂出に住み続けたい」「新しく住みたい」と思える循環を生み出す大きな一歩になると思います。

最後に…

安全祈願祭を終え、いよいよ具体的に形になっていく期待感と同時に、ここからが本当のスタートになりますね。

施設が完成して終わりではなく、それをどう活かし、市民や民間事業者と共に「持続可能なまち」を育てていけるか。人口減少社会のモデルケースとなるような、活気あふれる坂出市の未来に向けて大きな期待をしています。

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